【ネット活動4周年記念】棒怪人間ボム11超大長編LAST&NEXT Episode5「未来の運命を正せ」

シャインコアロード


ボム「さあ、コア・ルームへ急ぐぞ。」
?「5秒後、ボムたちの頭上から鉄柱が降る。鉄符 紅き鉄柱の五月雨」
ボラ「3人とも!上から鉄柱が!」
グサッ!
ボロ「危ない…刺さったらどんなことに…」
?「仕留め損ねたか。」
ボル「あなたね!鉄柱を落としたのは!」
?「ああ、そうだ。俺はフューチャー・ネクスト。ヘル棒怪人間撲滅同盟のリーダーだ。」
ボム「それってクロスの同盟だよな。クロス、こいつのことを知ってるか。」
クロス「リ、リーダー!?彼はこの前に失踪してたはずだ!洗脳されていたとは…。彼は予言したことを現実にできる。気を付けろ。」
フュ―チャー「では、始めるぞッッ!フューチャープロミネンスアーム!」
バキッ シュゥゥ…
ボラ「な、なんて火力なの!?」
フューチャー「この腕の温度は1000度を軽々と超越している。貴様なんて予言の力を使うまでもなく液状に融解してくれる!」
ボロ「それだけで倒せるかな?その腕を振り下ろす時に隙があるじゃないか。時渦 ループ・ザ・タイム!」
フューチャー「なッ…こ、こうなったら最終手段!10秒後、溶岩の豪雨がおこる。融解 全てを融解するゲリラ溶岩!」
ボム「予言とスペルブレイクを同時に使用した…まさか!?2人とも端へ逃げろ!」
ザザザザザ…
ボル「空から溶岩が!」
ボム「こいつはスペルブレイクの発動時間を設定できるんだ!こっちも行くぞ!棒怪覚醒!エクストリーム!」
ボロ「ボム!後ろ!」
フューチャー「覚醒中に隙があるぜ!隙があるのはお前だったな!」
ボラ「しまった!」
?「ロケット ON!」
フューチャー「ぐはっ…貴様は仮面ライダーフォーぜか!」
フォ―ゼ「宇宙キタ―!久々にタイマン張らせてもらうぜ!」
フォーゼドライバー「コズミック ON!」
フォーゼ「流星もいくぞ!」
?「メテオ、レディ?」
?「変身!」
フューチャー「何!メテオまでいるのか。今のうちに…」
フューチャー「30秒後から分厚い守りが張られる。炎盾 グレン・フィナーレ・シールド!」
メテオ「お前の運命は俺が決める。さて、こいつをさっさと倒すか。」
メテオドライバー「メテオストーム!メテオ、レディ?」
フォーゼ、メテオ「リミットブレイクだ!」
バリズンソード、ストームシャフト「リミットブレイク!」
フォーゼ「ライダー超銀河フィニッシュ!」
メテオ「メテオストームパニッシャー!」
フューチャー「はッ!俺のシールドを破ることはできないはずだ。」
?、?「俺たちが破って見せる!変身!」
?「シャバドゥビタッチヘンシーン! インフィ二ティ!プリーズ!ヒースイフードーボーザバビュードゴーン!」
?「セット!オープン!L・I・O・N ライオーン! ハイパー!GO! ハイハイッハイッハイパー!」
フューチャー「ま、まずい!ウィザードとビーストも!?」
ウィザード「さて、フィナーレだ。」
ビースト「メーンデイッシュだ!」
アックスカリバー「ターンオン!ハイタッチ!シャイニングストライク!キラキラ!」
ミラージュマグナム「ハイパー!マグナムストライク!」
フュ―チャー「嘘だ!こんなしょぼい技なんかで…」
パリッ
フューチャー「ひ、ひびが入ってしまった!このままでは…」
フォーゼ、メテオ「俺たちの力で貴様を葬る!」
フォーゼドライバー「フュージョン ON!」
フューチャー「な、合体!?」
フォーゼ「ライダーフュージョンドリルキック!行けーーッ!」
ガシャン!バリバリバリ…
フュ―チャー「なに!?うわああああああああああああああああああああッ!」
バーン!
フォーゼ「じゃあな!あとはお前らに任せた!」
ボム「あ、ありがとう…。はあ…疲れた。というかなんか息苦しくないか?」
ボル「まずい!さっきの溶岩で床とかの鉄が溶けているんですよ!空気が抜けてます!」
ボム「何!急ぐぞ…3人ともどうした!?」
ボロ「ぐッ、すごく体が痛い!あいつ何しやがったんだ!」
ボム「クロス!誰か救助に来てくれ!早く!」
クロス「今、外が厳重体制で入れない!どうすれば…」
?「ここは私たちがベースまで運ぶぜ!」
ボロ「お前らはゆっくり早苗、ゆっくり妖夢、ゆっくり響子、ゆっくりこころか。」
妖夢「ふ、負傷者が三人もいるんですね…」
早苗「私たちだけでは運べません!運転手さんもお願いします!」
ボム「本物のメタルマリオもきてるじゃないか!」
メタルマリオ「俺の運転テクニックならしっかりベースまで運べるぜ!まかせておけ!それより響子とこころ、ベースに連絡を!」
響子、こころ「了解しました!」
ボム「じゃあ頼むぞ。」
メタルマリオ「ああ。ご武運を祈る。」


コア・ルーム


ボム「さて。見つけたぞ。貴様がこの事件の主犯だな。」
?「へえ。来れたんだ。僕の操ってきた奴らみんな殺したのか。そこは褒めてあげるよ。」
ボム「それはあんま光栄じゃないな。お前は誰だ。そして貴様ら、何の目的でこんなことをしたんだ。」
?「まあ1つずつ答えよう。まず僕は月に住むオメガ族を統率する者。デリート・オメガだ。僕は月人でありあのクロニクルとかいう奴と同じ方法で棒怪人間になってね。まあアイツはそうして村から追い出されたらしいけど、俺は逆に歓迎されて王になったんだ。2つ目は、俺たちの共同生活をしている月には『地球人を殺さなければ俺らは滅亡する』っていう言い伝えがあるから、それだけのことさ。」
ボム「そんな伝説なんかで地球人を殺そうとしたのか!」
デリート「違うね、当たったさその予言は!『月世界開拓計画』なんてのをゼログループってのががやるらしいじゃないか。お前らのような野蛮な奴らが月に移り住めばあっという間に俺らの種族は滅亡だ!だからだよ。人間じゃないお前らにはわかるだろ?人間の残酷さがさ。」
ボム「ッ…!」


ボムが目覚めた頃 過去と未来の村
大人 男「貴様ら!人間の皮をかぶった化け物だったのか!」
朱音「近寄らないで!!あんたたちのような化け物となんか仲良くできない!」
太郎「てめえ!何朱音に近づいてやがる!それっ!」
グサッ
ボム「ウッ…」
村長「やってきた見ず知らずの奴なんかうちで受け入れた私が馬鹿じゃった…みんな!奴を殺してしまうのだ!武器を持て!」
ボム「ヤメロ…」
全員「死ね!死ね!」
ボム「ヤメロ…」
太郎「てめえらはこの世にいらねえ!さっさとこの地球から出ていけ!」
ボム「ヤメロオオオオオオオオオオッ!!」
朱音「太郎!危ない!」
グサッ
太郎「大丈夫か!起きろ!起きろ朱音!」
大人 男「朱音は俺たちで治療してくる。任せておけ。」
太郎「待ってろ、朱音。絶対にこいつらを殺す。」

過去と未来の村 最深部
村長「うっ…もう私も終わりのようだ…。だが朱音には手出しさせんぞ!さあ、逃げろ朱音!」
朱音「で、でもみんなが…」
村長「いや、朱音にはこの惨劇を伝えていく仕事がある。数少ない生き残りの君にしかできないんだ。」
朱音「…わかった!絶対にこの仕事をやり遂げる!」
ボム「ウオオオオオオオオオオッ!」


ボム「…いや、人間は優しいんだ。確かに村にいたときは俺に対してはそうでなかった。だがきっと本心は優しい、大切な人を守りたい気持ちがあったんだ。俺が先に危害を加えてしまったから。悪いのは俺だ。しかも俺は棒怪『人間』。人間だからその気持ちはよくわかるんだ。だから…」
デリート「貴様は正真正銘な人間ではない!どうせすべてでたらめだ!人間の気持ちを良いものであるように語るなッッ!!」
ボム「正真正銘じゃなくてもわかった最初は俺だって疑ってたさ。でもな、これまでのいろんな出会いで人間の心がどれだけか知った。彼ら人間の、」


ボム「彼ら人間の心はまるで雲一つない青空のように澄み渡ってたぜ!」


デリート「それが、お前の答えか。俺らの仲間になれると思ったけどな。」
ボム「そんなの真っ平御免だね!さて始めようか。」
デリート「地球人の命をかけた…」


                            
                       最終決戦を…



続く