棒人黒星伝〜Advent of a black nebula Episode5前編「黄金の閃光ともう一つの清音」

能力者のリズマーは異常解決グループの「特殊部隊ゼログル―プ」の一員となった。
彼は、二人の能力者と共に異常の解決に、挑む!


ゴールデン・スカイスクレイパー 1F


リズマー「ここは何だ?」
スパイダー「ここは最近できた高層建築物ゴールデン・スカイスクレイパー、別名『黄金の摩天楼』。観光地としても有名だ。」
リズマー「15000メートルか...どうしてここに来たんだ?」
テンペスト「ここの最上階、5555Fの『黄金の天国(ゴールデン・ヘウン)』で異常な数値のスターコスモが検知されたので、」
テンペスト「調査を行うことになったんですよ。さあ、行きましょう!」
リズマー「わかったがどうやっていくんだ?」
スパイダー「専用エレベーターがある、ここに乗っていこう!」
リズマー「よし、急ごう!」
タタタタ...
?「...。俺も行くか。」
?「兄貴を助けに...」


ゴールデン・スカイスクレイパー エレベーター


リズマー「最上階は宇宙なのか。かなりすごい建物みたいだな。」
アナウンス「緊急事態です!エレベーターが攻撃されています!」
スパイダー「もう星核人が来たのか!」
?「最上階までは行かせないぞ!『金符 黄金光線(ゴールドレーザー)』!」
テンペスト「僕に任せてください!『鋼風 リフレクトストーム』!」
?「ちっ、一旦逃げるか。」
リズマー「よし、急ぐぞ。今ので分析はできたか?」
テンペスト「全て分かっていませんが閃光を操るようです。」
スパイダー「閃光?...まあいい。急ごう。」


黄金の天国


リズマー「やっと着いたか。あ、あれは...」
?「まっていたぞ。俺は黄金 一閃(こがね いっせん)だ。閃光の力を見せてやる!」
一閃「さあ、この輝星剣で貴様を斬り本当の天国へ導いてやろう!」
スパイダー「よしやるぞ!『紅蜘蛛 紅く燃える炎の蜘蛛』!」
一閃「やるな...。ならこちらもやるぞ!『輝斬 輝光斜切(グロリアススラッシュ)』!」
テンペスト「剣術もかなり使えるようです。気をつけてください。」
リズマー「ああ、分かった。スパイダー、あの戦術を使ってくれ。」
スパイダー「ああ。行くぞ!『呪縛の蜘蛛糸戦法』!さあ、エネルギーを流してやろう!」
一閃「うっ、なかなかだな。だが...斬る!『波斬 獄波切断(ヘルウェーブカッティング)』!」
スパイダー「糸を切断した!?」
一閃「お前たち二人の相手はこいつだ。モンスタームーンピース!」
リズマー「あれは...」
スパイダー「ルナゴースト!」
リズマー「ルナゴースト?知っているのか?」
テンペスト「僕たちが2人で異常解決をしていた頃によくこいつに関する事をよく依頼されたんです。」
テンペスト「やつは何体でも作り出せる...それで誰が作っているかの研究をしていたんです。」
スパイダー「まさか貴様ら星核人が生み出していたとは...。あのかけら...調査する必要がありそうだな。」
リズマー「どうする?」
スパイダー「俺はこいつを何とかする。お前はあいつを倒す前にあいつからかけらを採取してきてくれ。」
リズマー「分かった。」


テンペスト「急いで仕留めましょう!」
ルナゴースト「行くぞ...」
スパイダー「な、何をする気だ...」
ルナゴースト「『月霊 シャドークレーター』!」
スパイダー「こいつがスペルブレイクを!?」
テンペスト「下から来ます!」
スパイダー「な、なんて威力だ...くぼみを作り出した...」
テンペスト「どうやら特殊なルナゴーストを生み出せるみたいです。行きますよ!」
スパイダー「ああ。必殺!『呪縛の蜘蛛糸戦法』!」
ルナゴースト「まずい、上に飛んで逃げるか...」
テンペスト「上には行かせません!『鋼風 リフレクトストーム』!」
ルナゴースト「圧力をかけてきた!?に、逃げられない!ウッ!」
スパイダー「捕まえたぜ。行くぞ。『雷蜘蛛 スパイダーライジング』!」
ルナゴースト「くそ...だが月の王が死なない限り我らルナゴーストは...何度でも復活するッ...。」
スパイダー「なんとかやったが...」
スパイダー(月の王...か。)
 

一閃「まだ行くぞ!」
リズマー「まずい、体力がそろそろ...」
一閃「隙ありッ!」
リズマー「しまった!」
?「『遮符 メロディーカットノイズ』!」
ガガガガ...
一閃「な、何が起きた...」
リズマー「お、お前は!?」
ノイズ「俺は最強特殊部隊ゼログル―プSのΩグループリーダー、ノイズ・ミュージック...」
ノイズ「リズマーの弟だ!」


続く